アポロン 対 ディオメデス



『イリアス』のアポロン対ディオメデスのシーン。

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歴史上、アポロンはオリンポス十二神に加わった最後の一人です。
彼の名前は線文字Bの中にも登場しないし、
彼に対する崇拝も、後期青銅期時代以前には遡れません。

イリアスが成立した時はまだアポロンのキャラ付けがしっかりしていなかったのでしょうか。
かなり荒削りの印象を受けます。

ギリシャ人自体が「こいつどう動かしていいのか分かんねえ…」、と迷っているような。

――後にアポロンが偉大な理性の神・秩序の神になる前の話。『イリアス』!


 →バカでかいサイズの絵
 (別窓)