「冬から春へ」


ハーデスとペルセポネー。

冥王ハーデスは、水仙を使って植物の女神・ペルセポネーを連れ去る。そしてそこから冬という季節が始まった…という神話にあやかって。

私はハーデスが一番好きです!あー私もハーデスに水仙でそそのかされたいわ〜!
むしろ、水仙とってハーデスが出てきてくれるなら、
世界中の水仙という水仙を手折りたい…!

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ところで、「植物が枯れる不毛の季節」と聞くと、私たちはすぐに冬を連想する。しかし、古代ギリシャ人にとっての「不毛の季節」とは、夏のことだった。ギリシャの夏は、酷暑で一切の植物や食物が枯渇するからだ。一方で冬は比較的豊かな季節であった。
20世紀の大神話学者ニルソンは、その事実に着目し、ペルセポネーがハーデスの元(冥界)に行く季節は冬ではなく夏だったはず、という説を展開している。

一方で、ハーデスが咲かせた水仙の花は、
ハーデスの勃起した男根の暗喩である、という説もあったりして、本当にこの二人の神話は面白いなあ〜と思います。

→ちょっと大きいサイズなど